『生きているから苦しい』

ストーカーに刺されて、命だけは助かったが、マヒやPTSDに苦しんでいる娘の母親が思ったこと。

 

その娘は、命は助かった。

生きてる。生かされている。

何かきっと意味があるのだ。

 

私たちも、みな生かされている。

それぞれに、意味があり、役割があるのだ。

毒親2

こんちゃんのお父さんは職場で部下を育てられず、若い人が居着かないので、こんちゃんの旦那さんにいい話をして連れてきたらしいが、いざ入社させたら態度を一変させて辛く当たったらしい。会社で辛くあたられ、家に帰っても一緒、休みの日は農作業の手伝いと、気が休まることがなかったらしい。朝に、蒲団のなかで涙を流すのを見て、このままだと彼女は自分が父親を殺すか、旦那さんが自殺するかしかないだろうと思ったそうだ。

家を出てから、親に散々責められたのは、育てる為に使ったお金を返せとか、 こんちゃん家族を家に置いてやったことを恩着せがましく言ってきたり、やはりお金や物で支配しようとしてきたそうだ。

彼女は、2才なる下の女の子を親に1度も会わせていないし、実の妹の結婚式にも出席していないらしい。それほどハッキリと、親と決別したのだ。

その壮絶とも言える身の上話を、彼女は重苦しさを感じさせないトーンて言ってのけた。その様子に、彼女の強さを感じた。自分の家族を守るという強い意志をみた。

毒親

こんちゃんに、久しぶりに会った。

彼女達夫婦が、夜逃げ同然で秋田から出て来たことを聞いて、衝撃的だった。彼女は、父親から精神的に支配されて育ってきたことを聞いて本当に驚いた。そして、更にこんちゃんの旦那さんは、職場と家庭の両方で、こんちゃんのお父さんの支配下に置かれて、壊れそうにまでなって苦しんだのだそうだ。彼女は、2年以上実家に帰っていないとのこと。住所も知らせていないとは…。そして、こんな風になるまで、彼女は父親からの精神的支配に気づいていなかったのだ。

まさに毒親。どこにでも存在しうるのだ。